掃除

トイレタンクのカビは重曹で綺麗にとれる!残った汚れを落とす方法も

こんにちは、アラフィフ主婦のゆいです。

ゆい
ゆい
トイレタンクを開けてみたら、黒カビがたくさん!

水で満たされたトイレのタンク内は湿気が多く、放っておくとカビが発生してしまいますよね。

ゆい
ゆい
えっ?黒カビのタンクの水を流すと、便器にも黒ずみができちゃう?

今回は、エコで人にもやさしい重曹を使って自分でできる掃除方法をご紹介しますので、汚れたトイレタンクの中もきれいにしちゃいましょう!

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トイレタンクを掃除する前に気をつけたい3つのポイント

さっそくトイレタンクの掃除を始める前に、注意してほしいポイントが3つあります。

1 家族の使わない時間を狙って掃除

トイレタンクの掃除中はトイレの水を止めタンクが使えないため、トイレの使用はできません。

家族のいる時間帯に掃除をすると、トイレを我慢しなければならないことになってしまいます。

なので、家族のいない時間帯や寝る前など、影響のない時間帯に掃除をしましょう。

2 タンクの種類を確認する

通常はトイレタンクの水と、おしり洗浄器に使う水は別になっています。

今回ご紹介する、我が家のトイレタンクも別になっているものです。

しかし、古いタイプのものでは、トイレタンクからおしり洗浄器の水が取られていることもあります。

その場合、タンクを掃除する際に入れた洗剤が、おしり洗浄用の水になってしまうこともありえます。

一時的にその水を遮断する方法があるはずなので必ず取扱説明書で確認しましょう。

便器とタンクが一体型など全く違うタイプのものはその機種にあった方法で洗いましょう。

3 割らないように注意

多くのトイレは「陶器」で作られています。

陶器は劣化しづらく、長持ちするところがメリット。

タンクを掃除するときにふたを外しますが、誤って落とさないように気を付けてください。

ふたは重さもありますので、ご自分の足などに落として怪我などしないよう、十分注意してくださいね。

熱湯を使用することはできません。
熱湯を注ぐと急激に膨張を起こし、ひび割れが発生し破損の原因になることがあります。

さっそく家族が出かけるのを待って、掃除開始です!・・・が、その前に水を止めます。

我が家はトイレ内に止水栓がなかったので、水道の元栓で止めました。

でも、このやり方では家中の水が止まります。

なので、トイレ内に止水栓がない場合は、止める前に2リットルのペットボトルやバケツに水を入れるなど作業に使える水を確保しましょう。

トイレ内に止水栓がある場合は、マイナスドライバーを使用し、右に回すと閉まります。

※水道の元栓は、水道メーターの近くに付いていることが多く、設置場所や形には違いがありますが、いずれも栓を右に回すと閉まります。

実は、掃除の前の夜に、重曹1カップをトイレタンクに投入し、一晩つけ置きしてみました。


翌朝、家族が使う前にタンクの水を流してから、トイレタンクを覗いてみると

どこがきれいになったかわからず、つけ置きの効果は感じられませんでした。

汚れのほとんどはタンク内の水よりも上に集中しているので、あまり変化がなかったんですね。

つけ置きでは汚れが落ちないのがわかったので、以下で重曹を使ったエコな掃除の方法をご紹介します!

トイレタンクの掃除はまず「こする」が基本

それでは、トイレタンクの掃除をします!!

用意するもの
・ゴム手袋
・重曹
・スポンジ
・長いブラシ
・歯ブラシ       

手順1 トイレタンクのふたを外す

意外と重いので、両手でしっかり持って、慎重に取り外しましょう。

まず先に、ふたをきれいにします。

外したふたを安定した場所に置き、重曹ををつけて、裏側をこすります。

ふたは陶器なので、裏側の黒カビは、軽くこするだけで取れます。

次に、重曹が残らないように、水で濡らした雑巾でふたの裏を拭きます。

終わったら、新聞紙などの上に置いて、乾かしておきましょう。

手順2 タンクの内側をスポンジでこする

トイレタンク内側の黒カビなど汚れのついたところを、重曹をつけたブラシでこすります。

タンク内の上部も陶器なので、黒カビはやさしくこするだけで簡単に取れます。

中の配管などをいためないように、気を付けながらタンクの内側をやさしくこすりましょう。

   左側の重曹は100均のもの(ダイソー)

ホームセンターで買った重曹と100均の重曹と両方使ってみましたが、どちらも変わりなくきれいになりました。

タンクの下の方になると、タンク内の配管やいろいろな部品が入っているので狭く、深さもあります。
なので、長いブラシを使うと効率もよく、やりやすいですよ。

 

手順3 タンク内のパイプなど細かいところの汚れを落とす

次は、タンク内のパイプや金具などの細かいところの掃除です。

ここは普通のブラシでは小回りが利かず、上手く掃除できないので、スポンジと歯ブラシを使います。

まず先にスポンジに重曹をつけて、タンク内のパイプや浮き玉などをこすります。

タンク内の設備は、細かいものが多く、デリケートなので壊さないようにくれぐれも気を付けましょう。

スポンジで行き届かなかった細かい場所は、歯ブラシを使うと楽に掃除することができます。

ここまで掃除したら、見違えるほどきれいになりますよ!!

ゆい
ゆい
鏡で裏側も確認!
綺麗になってる!!
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トイレタンクの頑固な汚れは「削る」できれいに!

残りは、タンク内側の水との境目のがんこな汚れです!

カビ汚れは水垢と合わさって頑固な黒ずみなっています。

重曹を使っても落ちない、頑固な黒ずみはサンドペーパーで削り落としてしまいましょう!

用意したのは、ホームセンターで購入した「1000度」「#1000」と書かれた耐水のサンドペーパーです。

1000度とはサンドペーパーの目の細かさの基準です。
数値が大きいほど目が細かくなります。
水に濡れても使える耐水なので、トイレ掃除には便利です。

100均でも購入できますが、ホームセンターは税込み94円だったので、こちらにしました。

目が細かいので、サンドペーパーなのにあまりザラザラ感はありません。

使い方は、持ちやすい大きさに切ってから、黒ずみの部分を軽く削るだけ。

注意
サンドペーパーを使うと、目に見えなくても表面に傷がつくことがあります。
傷がつくと、その傷に汚れが溜まる可能性もあります。
なので、傷がつくのはちょっと・・と思う場合は、使わないようにしましょう。

私は、カットしたサンドペーパーに水をつけて、傷がつかないようにあまり力を入れず、やさしく慎重に削ってみました。

ポイントはやさしく削る!です。

すると、重曹では全然取れなかった黒ずみが、簡単に取れてびっくり。

心配した傷も、気になりません。

次は、水を出して、タンクに水を溜めます。
我が家は閉めていた水道の元栓を開けて、いつも通り水がタンクに溜まるようにしました。

トイレ内に止水栓がある場合は、閉めていた止水栓をマイナスドライバーで緩めると、水が出ます。
緩めすぎると、水の勢いに排水が追い付かず、タンクから水が溢れる事態に!
水が溢れないように止水栓の緩め方を調整して、元の水位まで溜めましょう。

タンクに水が溜まったら、
レバーを回して水を流します。
もう一度水を流します。
タンク内に重曹が残ってないか確認しましょう。

水を流しても流れない上部の部分はペットボトルに入れた水をかけて、きれいに流します。
この時、タンクの外側に水がこぼれないように気を付けましょう。
こぼれると、拭き作業が増えてしまいます。

水を流した後のタンク内は、こんなにきれいになりました!

ゆい
ゆい
やった!!

これで、掃除完了です!

まとめ

今回は、トイレタンクの中を、重曹を使って自分で掃除する方法をご紹介しました。

「水を止めて自分でやるなんて大変そうだな」と思ってしまいますが、意外と簡単にきれいにできます。

ポイントは、
・基本は、タンク内の配管などに気を付けて、やさしく「こする」
・頑固な汚れは、耐水サンドペーパーで軽く「削る」

タンクの汚れが気になる方は、挑戦してみてくださいね。

でも、「汚れは気になるけど、複雑なトイレタンクを自分で掃除するのは心配」という方は、プロにタンクの洗浄を依頼するのがおすすめです。

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